昨年、初めて「三宝寺池に睡蓮が咲いてるよ。」と教えてもらってヒツジグサの存在を知ることになり、曲まで出来てしまった訳ですが、やはり今年も気になって観に行って来ました。この植物はなんというか群生していて花自体はとっても小さく、ほとんど池のほとりとか肉眼ではなかなか拝めないところにキラリっと佇み漂っておられます。
睡蓮とヒツジグサの違いは本当に難しく元々はこの池にヒツジグサが自生していたとのことですが外来種の方が強くてどんどんおいやられていったとか。
どちらにしてもヒメスイレンの親にもなっているというヒツジグサという存在から様々なストーリー性を感じざるを得ません。

写真に収めようとしようものなら途端にゴミのように映ってしまうし、とにかくカメラマン泣かせ、素人のくせして望遠レンズが欲しくなってしまいます。仕方がないので今回は双眼鏡を持参。双眼鏡で眺めた世界は「ここに居るのにここに居ない」まあ、時空を超えてどこかに連れて行ってくれます。こういう事がきっと私の創作の根なのでしょう。

三宝寺池は石神井公園の奥の方。ここに来ると身体の細胞が正常に働き出します。
この日はゴイサギさんにも出逢えて枇杷の木、桑の木、タイサンボク、コウホネ、あ、蛇もおられたようでした(汗


美しかった。。。